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死ぬまでの暇 = 人生 [いまここに]

先月、大学時代の恩師が亡くなりました。

国立大学の名誉教授となり、関西の私立大学の学長を務め、建築界の大御所とも学生ともざっくばらんに交わり、人生最後の日、関西からの帰宅途中に東京駅で倒れて、そのまま急逝されました。

82歳でした。

なんとさわやかな死、なんとお幸せな人生。
そう思ったのは私だけだったでしょうか。


「死ぬまでの暇 = 人生」


ならば、恩師の人生は最後まで 「充実した暇」 だった、とうらやましく思われます。
立派な地位を築いた立派な人生だった、というようなことではありません。
自分の人生を生きることに、見事に積極的な先生でした。

で、その最期の一瞬まで「すき間」がないなんて。
天は、最後に何という贈り物を用意されていたのかしら、と。


       * * *


お通夜に参列する人の列に混じって、ゆっくりとゆっくりと焼香のほうへ進みながら、
力がみなぎってきました。


あきらめて、腹を決めて、自分の道を。
行きつこうとするところを目指して、カメのように遅くとも。進む。

今が全く不備でも、それが今自分の立っているところ
そこから始める。

必ず行きつく。 疑いない。

やるべきことは、自分がやるべきことをやること。
自分の talent を使いきること。

そのあとは信じて、助けてもらえばよい。

信じて助けてもらうこと。

それこそ自分がしたいこと。


よぉしっ!  先へ!
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コウタニ

こんばんは、貴方の生き方は小学校の頃から変わらないですね。その素晴らしい感性をそのままに、もっと活躍してください。
by コウタニ (2010-04-09 23:51) 

オダガワトモコ

コウタニくん、見つけてくれてどうもありがとう。勇気づけられました。
秋に6-1のクラス会があるそうです。花立さんや渡部くんも、蛤谷くんのことを懐かしく会いたがっています。クラス会の日時などお伝えしたいです。
連絡をお待ちしています。
by オダガワトモコ (2010-07-25 18:30) 

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