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アルヴォペルト 「鏡の中の鏡」 [音楽]

現場へ向かうため車を運転している時に、チューナーを合わせたら不意にカーラジオから流れてきたのが、これ。

アルヴォペルト 「鏡の中の鏡」
http://www.youtube.com/watch?v=pwZMzT1kpU4

現場に到着しても、曲が終わって余韻が消えるまで動くことができませんでした。  

「忘れっぽい天使」 [音楽]

シューマンの謝肉祭の21曲中、第5曲「オイゼビウス」

この曲を聴くといつも、パウル・クレーの「忘れっぽい天使」がふいと思い浮かぶ。

そっとうつむいて微笑む。
あまりにやわらかく、頼りなげ。

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/atelier-hitobito/20120927/20120927224329.jpg

World Doctors Orchestra 2014 [音楽]



3月27日、世界のドクターが奏でる 東日本大震災復興支援コンサートが、東京芸術劇場で開かれました。



世界各国の医師約100人。

医者としてだけでなく音楽によっても人を支えることができる人たち。



後半、ベートーベン 交響曲第7番。

第2楽章は映画「英国王のスピーチ」にも使われクライマックスを印象的なものにしていました。



演奏の終了後、鳴り止まない拍手にこたえて、指揮者が一瞬ベートーベンの楽譜を掲げました。



あ。わかる。



ベートーベンの曲に対する、純粋な感動。

この音楽を、楽譜から空気の震えへと変換することができた、そのことへの満足と興奮と感謝の気持ち。





たとえば戦場で。

医学も音楽も、人を支える力を持つでしょう。

どちらも強い。

うらやましい。














ドヴォルザーク Stabat Matel [音楽]



ドヴォルザークの合唱曲「スターバト・マーテル(悲しみの聖母)」

心奪われる清らかな音で始まり、合唱もソロの透明感もまっすぐ美しかった。



ドヴォルザークが34歳、奨学金を得たことをきっかけにようやく作曲家としての未来が開けてきた矢先に、3人の子どもを事故や病気などで立て続けに失うといった不運に見舞われ、その痛みの中で作曲された曲だという。



「新世界」から入ったドヴォルザークに親近感を持つことがないままここまできたのですが、今日するりと溶けました。

ドヴォルザーク、っていい。





今年一年、馬のように大地を踏み、駆けてゆけますように。


モーツァルトピアノ協奏曲20番 [音楽]

ライブラリのある家がようやく竣工を迎え、怒涛の日々に一区切りがつきました。
モーツァルトピアノ協奏曲20番を聴きに演奏会場に向かいながら、この「ご褒美」に感謝。



オーボエとピアノのデュオ [音楽]







オーボエとピアノのデュオコンサートに行きました。



ラリエ「ヴェニスの謝肉祭」は、顔を覗き込みながら一生懸命笑わせようとする親友みたいに、温かく楽しい演奏でした。



休憩時間には、ワインも。 チケットも素敵、おしゃれな演奏会でした。


鉄門ピアノの会 [音楽]

ピアノを聴きたくて、五月祭に行きました。

五月祭の真っ只中を歩くのは、久しぶりというよりは初めて、という印象です。
屋台が並び、張り上げる声でいっぱいのテンションの高さ、相変わらずちょっと馴染めない。

ピアノの演奏会があったのは医学部本館の一番奥の小講堂、すっかり喧騒から離れて白い漆喰壁がひんやりしていました。
いい音の、階段教室でした。

ラフマニノフピアノ協奏曲2番 [音楽]

ラフマニノフのピアノ協奏曲2番を、聴きました。

最後の一音までロマンティックで、しかも強い。
なんだろう。

砂漠。
太陽の熱に金色に輝く砂漠の中に
夜の砂漠の星空の中に、あの音につながる何かがあったのかも。

CDアルバムリリースパーティ [音楽]


親戚の英子ちゃんには、昔母が入院していた時にずいぶん世話をしてもらいました。

その 英子ちゃんの息子、健太郎くんのライブ。

東京に出てきてからCDアルバムを出すまで10数年。

これからももっと幸せがたくさん来ますように。

ひとりの。 [音楽]

仕事の打ち合わせのあと、息せき切って会場についたときは、まだ空気の中に音の震えが残っていそうでした。でも間違いなく演奏会は終わってしまっていて、それでもなおどうにもあきらめきれず小さなホールに降りていきました。

「弾きましょう。」

遅れた私一人のために演奏会がさらり、とはじまり、のびやかな一曲が奏でられました。

聴衆ひとり。
初めて聴くクラリネットとピアノの曲でした。
一生忘れない。

シャルル=マリー・ヴィドール 序奏とロンド


あの演奏会からまた仕事いっぱいのまま一月近く経ちました。

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