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春のなかで。 [いまここに]

春の中、日本が壊れていく音が聴こえるような錯覚におそわれます。
自分はうらうらとあたたかな陽の中にぼんやりしていてそれはとてもちぐはぐで、息苦しい。

地震、津波に続く原発事故も、地震そのものも緊張が続いています。
 

秋はここに。 [いまここに]



台風が去って、今日は急に涼しくなりました。

秋は、猛暑の陰に隠れていただけだったのね。

いたのね、ここに。


はやぶさ帰還 [いまここに]

小惑星探査機「はやぶさ」が約60億キロの旅を終えて7年ぶりに地球に帰還した、というニュースが流れました。
度重なるアクシデントで帰還は何度も絶望視されながら、予定から3年遅れて帰還して、大気圏に突入すると、回収カプセルだけが生き残り回収されて、本体はばらばらになって明るく燃え尽き、はやぶさはその役目を終えました。

はやぶさ、いとおしい。

96億年前の巨大銀河の集団 [いまここに]

「見えない光で発見!96億年前の巨大銀河の集団」

という記事を見ました。

数物連携宇宙研究機構というところが発表した記事でした。

http://www.ipmu.jp/ja/node/712



「96億年」。

一体どうやってこの数字を把握したらよいのか。

自分の手には負えない数字です。

天文学者って、毎日泣きたいほどの宇宙の広がりと遠い遠い過去の瞬きと向き合っていて、頭の中もこころの中も無限の広がりをもっていそうです。





天の川銀河、地球、うちの庭には「ベツレヘムの星」


宇宙飛行士 野口さんからのシンプルな言葉。 [いまここに]

2010.3osanbasi005-1.jpg

“I'm looking forward to see your smile.”

ハードな一日が終わり、半分眠りかけの耳に、TVからこの声が入ってきました。

今日間もなく宇宙で再会、という場面で、宇宙飛行士の野口さんが山崎さんに掛けた言葉です。

英語のテキスト構文そのままのような、シンプルで強い言葉です。

「早くあなたの笑顔に会いたい。」




死ぬまでの暇 = 人生 [いまここに]

先月、大学時代の恩師が亡くなりました。

国立大学の名誉教授となり、関西の私立大学の学長を務め、建築界の大御所とも学生ともざっくばらんに交わり、人生最後の日、関西からの帰宅途中に東京駅で倒れて、そのまま急逝されました。

82歳でした。

なんとさわやかな死、なんとお幸せな人生。
そう思ったのは私だけだったでしょうか。


「死ぬまでの暇 = 人生」


ならば、恩師の人生は最後まで 「充実した暇」 だった、とうらやましく思われます。
立派な地位を築いた立派な人生だった、というようなことではありません。
自分の人生を生きることに、見事に積極的な先生でした。

で、その最期の一瞬まで「すき間」がないなんて。
天は、最後に何という贈り物を用意されていたのかしら、と。


       * * *


お通夜に参列する人の列に混じって、ゆっくりとゆっくりと焼香のほうへ進みながら、
力がみなぎってきました。


あきらめて、腹を決めて、自分の道を。
行きつこうとするところを目指して、カメのように遅くとも。進む。

今が全く不備でも、それが今自分の立っているところ
そこから始める。

必ず行きつく。 疑いない。

やるべきことは、自分がやるべきことをやること。
自分の talent を使いきること。

そのあとは信じて、助けてもらえばよい。

信じて助けてもらうこと。

それこそ自分がしたいこと。


よぉしっ!  先へ!
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