蕎麦懐石の茶事 [茶道の周辺]
友人が、蕎麦懐石の茶事をしてくれました。
鈴木宗保先生がよくされた楽しい茶事だとのお誘い。
年の瀬らしい企て。
心づくしにゆるりとなり、最後は
「薄茶は花月で」
とのご亭主のひと声で皆一気に目を覚まし、
点前までさせて頂いて、お開きでした。
心のこもった茶事で、懐かしい方々との再会の場を用意して下さって、ありがとうございました。
菓子茶事 [茶道の周辺]
先日の菓子茶事の八寸
茅ヶ崎のたたみいわしと、松葉銀杏で
たたみいわしは、茅ヶ崎がご出身の社中Iさんの発案です。
たたみいわしをあぶりながら、幼いころのたくさんの思い出が浮かんでいたのかも。
秋らしい八寸になりました。
湿し灰 [茶道の周辺]
今年も、土用の暑さを迎えたら、湿し灰の作業です。
一日で終えたいのですが、結局前後の作業を入れて数日かかってしまったりします
。
昨冬いっぱい炉の季節に使った炉灰を洗って汚れとあくを抜いた後、ほうじ茶をかけて、天日に干しながら指で灰を崩して、すこし乾いたらまたお茶をかけて、と何度か繰り返します。
ほぼ仕上がり。湿り気を残してしっとりさらさら。
11月の炉開きまでは壺に入れて保存します。
少しずつよい灰になりますように。
校舎解体工事 [茶道の周辺]
茶道の指導に行っている学校。
いつものように階段を上がって行ったら、右手にあるはずの校舎がなくなっていて、
建て替え工事がとうとう始まったのだと知りました。
ピンクの水玉の重機、、女子校仕様?
1階にあった緩やかな階段状の音楽室ももうありません。
あの重機の運転席あたりが、音楽室だったはず。
五事式 [茶道の周辺]
すこし年上の友人の茶室で五事式をしました。
雛段飾りにかざられていそうな時代の棗や細い竹で組まれた見立の小さな四方棚。
三代寒雉造帆立貝の環付の平釜の肌合い、三代春鼎の水指の何気ない形。
お茶もお菓子も料理もその器も。
どれほど心を込めた、楽しく幸せな「準備の時間」があったかしら。
雛段飾りにかざられていそうな時代の棗や細い竹で組まれた見立の小さな四方棚。
三代寒雉造帆立貝の環付の平釜の肌合い、三代春鼎の水指の何気ない形。
お茶もお菓子も料理もその器も。
どれほど心を込めた、楽しく幸せな「準備の時間」があったかしら。
型紙 [茶道の周辺]
茶道の指導に行っている学校の文化祭。
茶道部の装飾は例年通り手作り、切り絵でしたが、今年はちょっとモダンな柄。
さかなと葉の型紙は、一部員が手書きでおこしたものでした。
鮮やかで、気持ち良い。
2日間で600人余りにお抹茶をお出しし、今年も無事に文化祭が終わりました。
七夕短冊 五色の糸 [茶道の周辺]
旧暦の七夕。
茶室に来る皆の願い事が叶いますように五色の糸でくくった短冊を作りました。
「切実な願いを書きました」と裏返しのまま吊るしたあと持って帰る子。とてもかわいらしい。
願い、叶いますように。