It's a small world からの脱出

今日は、春休み中の娘と妹と一緒に東京ディスニーランドに行きました。

私の長年のお気に入りは「イッツ・ア・スモール・ワールド」です。
あの「イッツ・ア・スモール・ワールド」の曲に合わせて、機械仕掛けの人形たちが同じリズムで踊っていて、そこを水に浮かぶ船にのってゆっくり進み世界各国を回って行くのです。

それだけです。
というわけで、ここはそれほど待たされずに楽に入れるアトラクションの一つです。
でもこれが、バカにできません。

私はディズニーランドができて間もないころ初めて入って以来、行くと必ず押さえています。

初めての時も、「それほど待たされることなく入れる」からという理由だけで、さしたる期待もせずに入りました。
が油断していたためか、繰り返される明るい曲にのって動く現実離れしたそれでいてどこか生々しい人形たちの中に、するすると船が入っていく「怖さ」にすっかり打たれました。

＊

あのメルヘンチックな怖さにも、だんだん慣れてきました。
最近は船に乗りながら、
「現実の災害時には、この“夢の世界”からどうやって逃げ出すのかしらん？」
と、いきなりディスニーランドの災害時安全対策に心を馳せています。
よーく見回すと、、、

あります。　It's a small world　にも。
ほら。

どんなに、メルヘンな世界にも、「非常口灯」も「避難誘導灯」も「感知器連動型防火扉」もあります。
当たり前ですが。
見つけるポイントは「見返り」です。
ふりかえると、あります。

娘！
It's a small world 　からの脱出時には、この水の中を歩いて岸辺にわたり、あの非常口から逃げるのよ！


お食事は、こんなデザート付でした。スプレーのチョコがピアノの鍵盤になっています。ピアノが好きな私はついにっこりしました。