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旅かっぱ [庭・ご飯・家族]

娘が仕事に出かけた後

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ベッドに残っているのは
旅かっぱちゃんとタント君とハスキーとひっつー




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庭をつくる手 [庭・ご飯・家族]

朝からテラスに腰掛けて、母が足元の庭をいじっている。
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これまでの人生を通して、延々と草をむしり、茂った枝を除き、庭の世話をし続けてきた。
ひとたび庭に出たら、今日中に仕上げなくてはならない仕事がたまっていようが食事時になろうが、お構いなし。


それが最近は、足元がおぼつかなくなり、気づくと母は庭に降りなくなっていました。
テラスに腰掛けて、届く範囲をいじっている。


「草をむしる人の手が変わると。それまでの庭が失われてしまったかのように思う。三枝愛」
庭のたたずまいは、それをどのような様子にしてあげたいかという、世話をする人の思いや気遣いに左右される。・・・人の気働きに懸かっている。だから、そこに何か不具合が生じていれば、その背後に人の死や病をつい想像してしまうと、美術家は言う。
(朝日新聞 「折々のことば」より)



ずっとそれを恐れていたけれど、すでに少しずつ庭は失われているのかも。









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武蔵家 ラーメン [庭・ご飯・家族]

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「美味しいですよ、時々入ります。」

と、茶室に稽古に来ている美しいお弟子さんが言うので
え、ほんとに? 女の人も一人で入って平気?と聞いたら
「平気ですよ。時々食べたくなって、ちょっと店の中覗いて空いていたら入ります。」

そう言われたし、いつか入ってみたいとも思いながらどうも機会も勇気もなくて、今日もまた駅前でバスを待ちながら、武蔵家のお店の中で店員さんがガシガシ動くのをぼんやり見ていた。

ぼけっとしていたら、一生終わってしまう。
この調子だと、ラーメンを食べそびれるだけではない、この先何もしないで終わってしまう。

今日入ろう。
思い立って、初めて入ってラーメンを食べました。

どう動けばよいのかわからず、外国に来たみたいな心許無さで
ひとまず同じタイミングで入った人をこっそり見て真似る。

「麺固め」 とお弟子さんに聞いていた通りに頼んだら
「ご飯いりますか?」と聞かれた。
「いりません!」 とびっくりして返事した。

ジューシーなチャーシューとたっぷりのほうれん草と大きな海苔が乗ったラーメンを
とん、と店員さんが目の前に置いてくれた。

食べ始めたら量的にはほどほど。一方、味が濃いのに気づきました。
「うーん、ラーメン+ライスがデフォルトだったのか!」
と納得。

女性には紙エプロンも出してくださって
会計時にはキャンディまでおみやげにくれて心遣いあたたかい。
ありがとうございます。
初めての武蔵家、ちょっとの心細さに、心遣いは沁みました。

今度いく時は、ご飯もたべる。
それとも「味薄目」って頼む。





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