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MARUZEN丸の内本店のエスカレーターは長い [音楽]

先週末、スタインウェイサロン松尾ホールで、情熱的で深く、また軽やかで柔らかいショパンのピアノ曲を聴いたあと、MARUZENに立ち寄り、注文しておいた本を受け取りました。



「木造住宅の耐震診断と補強方法」(国土交通監修)



渋くて地味な本書。実務のために購入しました。

もちろん楽しもうと思って手に入れたわけではありません。

が、読み進むうちに、この本が誠意を持って作られている、またつとめて平易に記述を進めようとする姿勢がにじみ出ていると感じられてついにっこりしました。遠回りをしたけれどようやくたどり着いたような気持ちになる一冊です。

約25年ぶりに改訂が行われたというこの一冊。その改訂委員会の委員長に大学時代の先生の名前を見つけました。ひょろっとしていて地味で静かで、はったりでものを言ったり大きな声を出したりするのを見たことがない温和な先生の様子を思いだしました。

ああそうか、と本を前にして何か納得しました。



本を手に入れた帰り、本屋の下りエスカレーターで転びました。

ヒールがエスカレーターの踏み面の溝に引っかかってバランスを崩したのだと思います。

MARUZENのエスカレーターは長い・・

数段ずり落ちるように転び人に助けられてようやく立ち上がることができましたが、両足のすねにけがをしました。

前にいたカップル、止めてくれてありがとう。気遣いもとてもありがたかったです。

二人がいなかったら滑り落ち続けたかも。

結構はでな転び方だったので本当はとても情けないはずでしたが、その日はピアノコンサートの余韻が体に残っていて自分でも不思議なくらい気持ちが軽く明るく幸せなままでした。



足の傷や打ちつけたところはしばらく痛み、茶室での正座や立ち居振る舞いも少しつらい時が続きました。が、今はもう「かさぶた」です。



かゆい。





五月の庭  ブルーベリーの小さな花。


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