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細川家の至宝 東京国立博物館 [読書・美術]



東京国立博物館に、はじめて鴬谷駅から行きました。

途中で国立科学博物館の正面にある巨大な「しろながすクジラ」の像にぶつかります。

そこを右折すると、東京国立博物館の正門です。



クジラのある国立科学博物館の新館建築工事が進んでいた際には、監理のためにしばらく現場に常駐していたのだから、このクジラとは顔なじみでした。にもかかわらず、こんな風に尾のほうからアプローチして後ろ姿をじっくり見たのは初めてでした。

新しく、懐かしい。

元気そうだね。



「細川家の至宝」展には、白隠禅師筆の図が山ほどありました。

太くて強烈な線は、きれいさと対極的な迫力ある漫画のよう。

白隠禅師について勝手に自分が作っていたイメージと違ったことと、

それを所持した細川家、利休の弟子だったという細川三斎についても、どちらかというと整ったイメージを持っていたせいかもしれませんが、驚きました。



それから、唐物茶壷 銘「頼政」。

茶入「出雲肩付」。

横山大観「焚火」。

梅原龍三郎「紫禁城」。



見たい展示物がすべて出ていたわけではありませんでした。

展示物が会期中に入れ替わるのです。後半再び行くチャンスがあるとよいけれど私にとってちょっとそれは贅沢すぎです。

でも、茶杓「ゆがみ」は見たい。



細川家のコレクションの分厚さを感じます。





午後は歳の違うお茶の友人のところで花月之式をしました。

本日の科目:仙遊之式、貴人清次付花月



ろうけつの着物


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