静岡県富士山世界遺産センター [建築]
坂茂設計 静岡県富士山世界遺産センター
逆富士の建築が、建物前の水面に映り込んで再び逆転して富士山として目に映るという構図。
編み上げているように見えるのは木の格子。
しかも2000種ほど、すべて異なる形状のピースを組み上げているのだという。
さらに近づいてみると、格子が本当に編んでいるように見えるように、たとえば竹細工の竹のように見えるよう、編み込みごとにふっくらとむくりをつけて成形されているという徹底ぶり。
平面的には円ではなく、楕円形であることは図面では確認していたが、楕円であることこそが見事に緊張感のある美しさを生み出しているのだとここに立って了解できた。
エレベーターで最上階へ。
エレベーターを降りた途端に、正面に本物の富士山が。
設計者の狙い通りの富士山。
しっかり拝めた。
午前中残っていた雨が上がり、しかもこのタイミングで雲も途切れて、本当に嬉しい。
その後は、斜路の壁に映り込む登山者の影の隣を、
2015年の2回の富士登山を、身体で思い出しながら、
ゆるゆる降りてきました。
富士山。
逆富士の建築が、建物前の水面に映り込んで再び逆転して富士山として目に映るという構図。
編み上げているように見えるのは木の格子。
しかも2000種ほど、すべて異なる形状のピースを組み上げているのだという。
さらに近づいてみると、格子が本当に編んでいるように見えるように、たとえば竹細工の竹のように見えるよう、編み込みごとにふっくらとむくりをつけて成形されているという徹底ぶり。
平面的には円ではなく、楕円形であることは図面では確認していたが、楕円であることこそが見事に緊張感のある美しさを生み出しているのだとここに立って了解できた。
エレベーターで最上階へ。
エレベーターを降りた途端に、正面に本物の富士山が。
設計者の狙い通りの富士山。
しっかり拝めた。
午前中残っていた雨が上がり、しかもこのタイミングで雲も途切れて、本当に嬉しい。
その後は、斜路の壁に映り込む登山者の影の隣を、
2015年の2回の富士登山を、身体で思い出しながら、
ゆるゆる降りてきました。
富士山。